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ハウエル,エドワード (Howell, Edward)

ハウエル,エドワード 著、今村光一 訳「食物酵素のBaka力―病気を防ぎ・治す、健康・長寿も思いのまま…」(ヘルス・ビジネス・マガジン社、2002年11月25日 第1刷)より

医学博士
1898年シカゴ生まれ、イリノイ州立医大卒。本書の原著 Food Enzymes for Health and Longevity (健康と長寿のための食物酵素学)を1994年に出版。1920年代から40年の臨床経験の中で酵素の重要性に気付き、独自の研究を続け食物酵素理論を世界で最初に提唱した酵素栄養学のパイオニア。『消化と代謝における酵素の重要性』など酵素に関する著書多数。

《3ページ》
まえがき 食物酵素こそ命の泉
一八九八年生まれの私が「消化と代謝における食物酵素の重要性」という小さな論文を書いたのは一九三四年のことで、この論文を補充して四六年に『消化と代謝における食物酵素の役割』 という本を出版した。
(略)
私は食物酵素という概念を世界で最初に提起したことに自負を持ってはいるが、いまだにこの概念が新しさを失っていないことは残念ではある。なぜならばそれはこの概念がいまだに学者たちにも世間にも十分に浸透していないことを示しているからだ。
(略)

ハウエル,エドワード〈Howell, Edward〉 著、川喜田昭雄 監訳、瀬野川知子 訳「キラー・フード―あなたの寿命は「酵素」で決まる[原書名:ENZYME NUTRITION『酵素栄養学』]」(現代書林、2000年3月4日 初版第2刷)より

エドワード・ハウエル (Edward Howell)
1898年、シカゴ生まれ。イリノイ州から制限医師免許を受け、1924年から同州リンドラー・サナトリウムのスタッフに加わり、栄養療法や運動療法を用いた難病の治療法を確立した。人間の栄養に対する食物酵素の重要性に最初に気づき、その分野におけるパイオニアだ。本書は20年かけて書き上げた約700ページにのぼる『酵素栄養学』の要約である。

《17〜20ページ》
序文
元ヒポクラテス健康研究所部長 ステファン・ブラウアー
(略)
私は研究者として、また元ヒポクラテス健康研究所部長として、生の食べ物を主体とした食事を摂るようになった人々の健康とエネルギーのレベルが、驚くほど改善している事実を目の当たりにしてきました。多くの場合は一カ月かそれ以内で、特に毒素、消耗、低エネルギー、そして肥満の問題に劇的な成果を得ています。
もちろん、現代人の生活習慣や虚弱になったその体質などから、長期間にわたって完全な生の食事を摂ることはむずかしく、逆に有害な可能性もあります。しかし、酵素栄養学は、調理された食べ物に酵素の栄養補助食品を加えるという安全で実用的な代替法を提示してくれるのです。(略)
マサチューセッツ州ボストンにて

《46ページ》
(略)
いずれにしても、健康、病気のどちらから検討しても、調理法と病気とのあいだには深い関わりのあることがわかります。病気と調理法の関わりの歴史は、ほとんど同時期にスタートしたといってもいいでしょう。調理こそ、食べ物がいつも私たちに与えてくれるいるものもっともデリケートな、そして大切な、数百という食物酵素を破壊する“犯人”だからなのです。

あなたはジャングルで心臓病のライオンを見たことがあるか
あなたはジャングルのなかで、心臓病で倒れたライオンを病院へ運ぶために、サイレンを鳴らしながら突っ走っている救急車を見たことがありますか? ハンターや野生動物のウォッチャーのなかで、象などの動物が関節炎でびっこをひいたり、痛そうに足をひきずりながら歩いている姿を見た人はいるでしょうか? もし、野生のチンパンジーやゴリラの雌が乳ガンにかかったら、世界中の新聞のトップ記事になることでしょう。これらの森の住人たちは、病気とは無縁の存在といえます。
彼らが病気にかからない大きな理由は、結論から先にいってしまえば、すばらしい“酵素栄養学”にしたがって生きていることにあります。この地球上のすべての種類の生き物のなかで、人間と人間が飼育している動物だけが、酵素のない食べ物を食べています。そして、そういう自然の法則に反しているものだけが、病気という罰を受けているのです。