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2002年3月 第17回キネシオテーピング学術臨床大会を開催します。
3月2,3日の2日間にわたり、野口英世記念会館(東京都新宿区)において、キネシオテープに関する最新の研究結果を発表する第17回キネシオテーピング学術臨床大会を開催します。日本大学 森昭雄教授をはじめ、国内を問わずアメリカ・オランダ・韓国・台湾など世界各国から研究者が参加し、興味深いキネシオテーピング療法について発表します。
キネシオテーピング 学術研究発表会開く
今回で十六回目となるキネシオテーピング学術臨床研究発表会が、去る一月二十日、二十一日の二日間にわたって、東京・銀座の銀座ガスホールで開催された。研究発表会には、外国人を含む三百人以上が出席、国内外二十二人の研究発表を熱心に聴講した。 研究発表会では、日本大学の森昭雄氏による「キネシオテープの貼付時間が膝屈伸運動の筋出力発揮に及ぼす可能性」や、キネシオテーピング協会の加瀬建造・会長による「空・動・冷がキネシオテープだ」など、バイオメカニックの基礎をふまえた発表者たちが、実力派のテーピング療法について講演した。会場に集まった聴講者たちは発表に聞き入り、熱心にメモをとる姿があちらこちらで見られた。 なお、毎年秋に開催されていた同研究発表会だが、昨年中に誕生した百十人の新指導員とともに二十一世紀のスタートを切るため、全新指導員の授与式を研究発表会に含め、一月の開催になった。
1942年、東京都生まれ。65年、明治大学経営学部卒業。70年、渡米。74年、米国シカゴ、ナショナルカイロプラクティック大学卒業。75年、総合医療センター・加瀬カイロプラクティッククリニックをニューメキシコ州アルバカーキに開設、4年間臨床に当たる。76年、ニューメキシコ医科大学客員講師。78年、帰国。79年、加瀬カイロプラクティック研究所開設(東京・銀座)。82年、東京柔鍼医療専門学校、自然カイロプラクティック学院東京校開校。キネシオテープ療法考案。85年、全国キネシオテーピング協会設置。現在、キネシオテーピング協会会長、日本カイロプラクティック連絡協議会理事、自然カイロプラクティック学院名誉学院長、自然カイロプラクティック研究所名誉所長。
第1章 キネシオテープ療法の誕生から今日まで
世界に広がるキネシオテーピング
(略)
さらに、2001年1月に開かれた第16回の大会では、アメリカ・ハワイ大学体育科のアスレチックトレーナーであるジェイソン・グー氏、韓国の大進大学分校済生病院神経外科、脊椎専門医の高道一医師、日本大学文理学部体育学科教授の森昭雄医学博士などの研究報告が行われ、たいへんな盛り上がりを見せました。
こうした世界中の研究家がキネシオテーピングの研究を続けることによって、さらに多くのテープの利用法やその効果の秘密がこれからも明らかにされていくことでしょう。
第3章 キネシオテープ療法なんでも相談室
Q スポーツテーピングとキネシオテープ療法の違いを教えてください。
A スポーツテーピングというのは、関節を固定させることによって、一時的に痛みをやわらげたり、関節に無理な力がかかるのを防いだりするのが目的です。
一方、キネシオテープ療法の場合は、関節を動かす筋肉の働きを正常にしようというものですから、関節を固定するようなことはありません。その意味では、スポーツテーピングとは対照的といってもいいでしょう。
キネシオテープ療法の場合、テープを貼る位置も関節ではなく、関節を動かす筋肉の部分です。テープそのものも、スポーツテーピング用のテープよりも伸縮性があります。共通点はテープを使うことだけといえるでしょう。
もちろん、キネシオテープを用いたスポーツテーピングもありますが、それはスポーツ選手に限られた特殊なものです。本書で紹介した貼り方とは異なります。
あとがき
ヒポクラテスの格言に「病は自然が治し、神は傷を癒し、我はただ包帯をするのみ。人間には偉大なる自然治癒力があり、その力を引き出すのが治療の鍵である」というのがあります。
この格言に感動し、今日まで身体の中に起こるさまざまな現象をより深く、より細かく、動きの中でとらえられるようにしてきました。多くは患者の悩みと身体の表面に起こる変化を観察。人体解剖と比較したりしても、本当の答えはほとんど得られません。
そこで、アインシュタインのように想像力を高めて、物理学的に分析するように心がけているうちに、なんとなく身体の構造と動きがつかめるようになってきて、病気の仕組みも判断できるようになりました。
キネシオテーピングの誕生はそんな過程の途中に起きたことでした。
マキノ出版の健康雑誌『安心』で紹介されたのが約20年前。今では海外で学術的に評価されると同時に、手術後の傷の早期治癒に、乳ガンの後遺症対策に、小児脳性麻痺のリハビリにと、病院で多く使用されています。隣の韓国では神経外科、整形外科、麻酔科の医師たちに主に使われております。
この背景には、私が20年前から日本国内で医学的に認知してもらおうと、学会誌等に発表しようとしても、まったく相手にされなかった経緯があります。そのため、海外に紹介したのです。
このような意味では、『安心』で紹介され、日本でのテープ療法のブームのきっかけをつくってくれたことに深く感謝しています。
そして、日本でも早く、病院でキネシオテープを保険で多く使ってくれるようになってほしいものだと、切に願っています。
平成13年盛夏 加瀬建造
1942年生まれ。東京都出身。1965年明治大学卒業後、1970年に渡米。1975年ナショナルカイロプラクティック大学(シカゴ)を卒業し、ニューメキシコ州アルバカーキに総合医療センターを開設。1980年帰国後、ANCS自然カイロプラクティック学院会長、キネシオスポーツ&セラピストアカデミー名誉学院長を兼任。世界中を奔走してキネシオテープの普及に励むかたわら、休日は趣味のゴルフとそば打ちを楽しむ。著書に「キネシオテーピング完全マニュアル」(双葉社)、「キネシオテーピング THE SPORTS」(スキージャーナル)など多数。
1942年、東京都中野区に生まれる。
1965年、明治大学経営学部卒業。
1974年、アメリカナショナルカイロプラクティック大学卒業。
1975年、ニューメキシコ州アルバクァーキ市に総合医療センター開設。 1976年、ニューメキシコ医科大学客員講師。
現在、全国キネシオテーピング協会会長。自然カイロプラクティックサイエンス協会会長。ドクター・オブ・カイロプラクティック。自然カイロプラクティックドクター学院院長。
著書:『写真とイラストによるキネシオテーピング法』(医道の日本社)『背骨とカイロプラクティック』(創芸社)『たちまち肩が軽くなる』(祥伝社)ほか多数。
加瀬建造D.C.
1942年東京生まれ。明治大学卒業後、アメリカナショナルカイロプラクティック大学に学ぶ。
1975年ニューメキシコ州アルバカーキ市に総合医療センターを開設。
1976年ニューメキシコ医科大学客員講師。
1978年帰国後、加瀬カイロプラクティック研究所を開設。
現在、全国キネシオテーピング協会会長。自然カイロプラクティック学院学院長。
1942年、東京都生まれ。1965年、明治大学経済学部を卒業。1970年に地域医療に献身することを決意し、妻子を連れて渡米。1975年、ナショナル・カイロプラクティック大学を卒業。ニューメキシコ州で4年間、臨床にあたる。帰国後は銀座に加瀬カイロプラクティック研究所を開設。日常の診療にあたるとともに自然カイロプラクティック学院を開校し、自ら指導にあたる。
問い合わせ:(株)健医会
1942年、東京生まれ。74年、米ナショナルカイロプラクティック大学卒業。臨床医を務めるかたわら、ニューメキシコ医科大学で講師として教鞭をとる。78年帰国し、加瀬カイロプラクティック研究所を設立。自然療法を基盤に、既存の枠にとらわれない総合的かつ先進的な治療を展開している。著書は、『腰痛の人は長生きできない』(当社刊)『たちまち肩が軽くなる』など多数。
昭和49年 ナショナル・カイロプラクティック大学卒
〃 ニューメキシコ州にて臨床勤務
昭和50年 ニューメキシコ州アルバカーキー市に総合医療センター開設同州カイロプラクティック協会理事、アメリカン・カイロプラクティック協会州代表
昭和51年 ニューメキシコ医科大学客員講師
昭和53年 帰国。加瀬カイロプラクティック研究所開設・院長
現在 自然カイロプラクティックドクター学院長、自然カイロプラクティックサイエンス協会会長
著書 「たちまち肩が軽くなる」(祥伝社)ほか多数。