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1934年、米国バージニア州生まれ。ブロードウェイのコーラスガールとして出発、『ハリーの災難』('55年)で映画デビュー。『アパートの鍵貸します』('60年)、『愛と喝采の日々』('77年)などに主演、演技派女優としての名声を高めた。1984年『愛と追憶の日々』でアカデミー主演女優賞、1989年『マダム・スザーツカ』でゴールデングローブ賞主演女優賞を獲得する。
著書に『アウト・オン・ア・リム』『ダンシング・イン・ザ・ライト』『オール・イン・ザ・ブレイング』『風を追いかけて』(以上、地湧社刊)"You Can Get There from Here"がある。『アウト・オン・ア・リム』は、マクレーン自らの主演でテレビ映画化され、アメリカで放映、日本ではビデオとして発売された。
はじめに
この本は、私が40代の初めに、本当の自分自身に触れた経験を書いたものである。また、これは私の心と体と魂の結びつきについて書いたものでもある。私がこの時期に学んだことは、私のその後の人生をほとんど全てと言っていいほど変えてしまった。したがって、この本は、私自身への旅について書いたものということもできよう。この自分を探る旅は果てしのないものだったが、歩みを進めるにつれ、全く驚くべきことが明らかになってきた。私は旅を進めるにあたり、いつも心を開き、偏見を持たないように努力した。というのは、自分自身が次第に明らかになるにつれ、この旅が今までの私であれば信じられないような、SFかオカルトの類いの話に連らなっていたからである。
しかし、これは私に実際に起こったことである。しかも物事は私がすべてを十分に吸収できる速さで、ゆっくりと展開していった。きっと、誰の場合でも、その人の吸収の速度に合わせてこうしたことは起こるのだろう。つまり、人は、物事を受け容れ、理解する準備ができた分だけ進歩していくのだろう。私の場合も、私に準備ができた時、自分自身への長い旅が可能だったのだと思う。
シャーリー・マクレーン