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岡庭昇(おかにわ のぼる)

岡庭昇 著「性的身体―「破調」と「歪み」の文学史をめぐって」(毎日新聞社、2002年6月30日 出版)

岡庭昇、野崎勲 著「対論 民衆運動としての創価学会―戦後民主主義に“光”はあった」(第三文明社、2002年4月2日 出版)

岡庭昇 著「飽食の予言 PART3─子どもの「食・環境・生命」に未来はあるのか」(情報センター出版局、1990年4月10日 第1刷)より

「大量のCMによって、当たり前のように押し付けられている商品(食品)の裏に隠された危険性を、いま、徹底的に再検討する必要があると思います。企業・マスコミ・行政・政府が一体となったこの国では、われわれ“親”人間が情報で武装して子どもを守る以外、道はないのです」──私たちの健康に直接関わる情報が決して公開されることのない現代の“コスト・バカ社会”を一貫して批判しつづけている。自らも幼い子をもつ父親としての切実な怒りを胸に、思考し行動する。本書で三作を数える“飽食の予言”シリーズの人気は、著者の未来を的確に見抜く視点と、日本人を愛する情の魅力である。文芸評論家としても名高く、数々の刺激的な作品が高い評価を得ている。1942年東京生まれ、現在TBS勤務。

第1章 これが、赤ちゃんへの魔手だ
(略)
育児研究家の谷口祐司さんは、その代表作『ママ、紙オムツを使わないで』(育児文化研究所出版)の目次の中で、ズバリこう言っている。
・もれないオムツよりももれるオムツ
・もれるオムツは赤ちゃんを糞まみれにする
・もれないとは、むれること
・紙オムツではぐっすり眠れない
・もれたらとりかえればいい
じつにわかりやすい名言ではないだろうか。
(略)

岡庭昇 著「飽食の予言 PART2」(情報センター出版局、1989年6月10日 第1刷)より

「たとえば、日本の肉牛に危険な成長ホルモン剤が使われているという情報が、ある日突然、“スクープ”として大々的に報じられる。このとき、記事を鵜呑みにしてはいけない。ウラには何かを狙った情報操作があるとみるべきで、この場合は、それ以上の危険性をもつアメリカ産の輸入牛肉から、われわれ消費者の注意をそらすことが目的でした。食品汚染の問題とは、情報の問題でもあるのです」──巧妙に仕掛けられた情報のカラクリを常に批判しつづけている。身近な「食」環境の問題を追及する一方では、給食の実態、教育、産業廃棄物、冤罪、原発と、一貫して、マスコミタブーとされている“隠された現実”を追う。ドキュメントと文芸評論、情報とメディア批判の専門家である。1942年東京生まれ、現在TBS勤務。

岡庭昇 著「飽食の予言」(情報センター出版局、1988年10月31日 第1刷)より

TVドキュメント『怒れ!グルメ・これでいいか日本の食卓』三部作を手がけ、劇薬漬けの養殖魚、化粧野菜、輸入食品、水道水などの隠された危険性を暴いてきた。養殖ハマチ報道の嚆矢として、また「食品汚染」というこの国のタブーへの挑戦として、その衝撃は記憶に新しい。消費者から「同テーマの講演会を」との依頼も数多く、各地に足を運んでいる。著者の持つ“現地現場の情報”が、いま切実に求められているのだ。
高名な文芸評論家として、文学表現からマスコミ文脈に至るまで、舌鋒鋭い批評で知られる。本書はその著者が、私たちの健康を破壊する「薬漬けニッポン」を俎上にのせた、まったく新しいタイプの現代批判の試みでもある。1942年東京生まれ、現在TBS勤務。