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桜沢如一

桜沢如一 著、村上譲顕 訳「ゼン・マクロビオティック―自然の食物による究極の体質改善食養法」(日本CI協会;新泉社〔発売〕、1998年11月1日 2刷)より

1893年、京都に生る。幼くして父母に生死別。寺の小僧、店員、牛乳配達、船員、貿易店員などを経て貿易商となる。化学的食物療法の石塚左玄の伝統をつぐ社団法人・食養会に入会、24年、同会の復興に専心、講演、執筆、指導に花々しく活躍、会長となる。29年、「易」の原理の現代版、無双原理=実用弁証法を世界に問うべくパリへ無銭旅行、ソルボンヌ大学などで学び、仏文で著書を出版、東洋文化を紹介。帰国のたびに世界を敵とすることの愚を力説。37年『食物だけで病気の癒る・新食養療法』が実業之日本社から刊行。たちまち300版余をかさねる。戦時中、反戦平和運動のため軍部の圧迫を受ける。戦後、真生活運動、世界政府運動、青年教育にあたり、海外に多数送り出す。53年、インド、アフリカ、ヨーロッパへと旅立つ。56年ヨーロッパに渡る。各地に研究団体、正食品工場、レストランが生れ、著書が各国語で出版される。正食による奇跡的な心身改造の事実、総合的宇宙観とその技術が欧米人の心をとらえた。仏・ケルヴラン博士の生体内原子転換説に注目、低温低圧原子転換の研究を開始。世界精神文化オリンピック大会企画など多方面に活躍。“オーサワ”と“マクロビオティック”の言葉はひろく世界に知られる。
1966年逝去。享年74歳。

桜沢如一、山口卓三松岡四郎片山恒夫西岡一戸田外穂、山根川ミホコ 著、正食協会 編「噛み方健康法─おどろくべき「噛む」効果」(正食出版、1993年10月20日 7版)より

明治の卓抜な食医(陸軍薬剤官)石塚左玄の食養法によって、自らの肺結核その他の諸病を治してからは、生涯をその研究と普及に献身。『根本無双原理・易』『新しい栄養学』など、三百余冊の多方面にわたる著作を刊行。
昭和28年からは、正食(マクロビオティックス)を世界中に宣布。諸外国に広く知られている。昭和41年没。

桜沢如一著、山口卓三 解説「バイキンの国─一生病気にかからない法」(正食出版、1992年3月10日 再版)より

まえがき
桜沢如一先生著「バイキンの国探検」は、久しく絶版になってきました。おそらく原本を持っている人は少数ではないかと思います。
この本は「身土不二の原則」「わが生命線爆破さる」「ウナギの無双原理」「うさぎのピピ」「魔法のメガネ」「食物と人生」「人間の秩序」「一つの報告」「パストゥルの審判」「中国四千年史」「未開人の精神と日本精神」「兵法七書の新研究」「新しい栄養学」「PU経済原論」「自然科学の最後」「最後にそして永遠に勝つ者」…など、戦前に出された無双原理叢書のひとつで、細菌学の本質を衝いたオトギ話的作品です。
(略)
このような貴重な本が、久しく絶版になったまま、多くの方達の目にふれ得ないできたことは、何といっても残念なことでした。そこで、わたくしどもは1987年(昭和62年)1月号のコンパ21誌から若干の解説を添えて連載をしはじめ、一年半で終了したところでした。
そこで、この解説つきのこの連載ものを、一冊にまとめて公刊したらどうかということになり、桜沢里真先生、ならびに原書出版元としての日本CI協会のご諒承を得たところで、このように公刊することになりました。
(略)
平成元年3月 山口卓三