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1960年静岡県生まれ。東京大学法学部卒。同大学教育学研究科博士課程を経て、現在明治大学文学部教授。専門は教育学、身体論。
2001年、〈腰肚文化〉の復権を説いた『身体感覚を取り戻す』が新潮学芸賞を受賞。暗誦・朗誦を打ち出した『声に出して読みたい日本語』(毎日出版文化賞特別賞受賞)が国民的ベストセラーになり、新しい読書の「型」を提示した『三色ボールペンで読む日本語』は各界に大きな影響を与えた。
他の著書に、『息の人間学』『宮沢賢治という身体』(宮沢賢治賞奨励賞受賞)『理想の国語教科書』『読書力』『からだを揺さぶる英語入門』などがある。
また、NHK教育テレビ「にほんごであそぼ」の企画・監修を務める。
本書は齋藤身体論の集大成にして、あらゆるメソッドに通底する原点である。
「齋藤メソッド」については http://www.kisc.meiji.ac.jp/~saito/
あとがき
「呼吸入門」―タイトルはシンプルだが、懸けた思いは深い。
息について意識的に考え始めて20年が経ってしまった。
私は呼吸研究に自分の生活すべてを賭けていた。いつ形になるともわからぬ中、呼吸法の実践に明け暮れ、息の現象学的研究を立ち上げようとしていた。
(略)
人間発見 教育学者 斎藤孝氏「国語は体育だ」(聞き手は 編集委員 井本省吾)
[BOOK著者紹介情報]
斎藤孝[サイトウタカシ]
1960年、静岡生まれ。東京大学法学部卒。同大学教育学研究科博士課程をへて、現在明治大学文学部助教授。専攻は教育学、身体論。『身体感覚を取り戻す』(新潮学芸賞)など。前作『声に出して読みたい日本語』がベストセラーとなり、以後『三色ボールペンで読む日本語』『理想の国語教科書』『人間劇場』などを次々に刊行して教育問題に新鮮な問題提起を行っている
1960年、静岡県生まれ。東京大学法学部卒。同大学院教育学研究科学校教育学専攻博士課程をへて、現在、明治大学文学部助教授。教職課程で中高教員を養成。専攻は教育学、身体論。
著書に『宮沢賢治という身体』(宮沢賢治賞奨励賞)、『教師=身体という技術』『「ムカツク」構造』(以上、世織書房)、『身体感覚を取り戻す』(NHKブックス、新潮学芸賞)、『子どもたちはなぜキレるのか』(ちくま新書)、『スラムダンクを読み返せ!!』(パラダイム)、『声に出して読みたい日本語』(草思社)などがある。
あとがき
(略)
また、私が直接、身体技法を学ばせていただいた諸先生がた、トイショウを教えてくださった先輩の庄司康生さん、身体文化カリキュラム研究会をいっしょに行なった矢田部英正さんと古関須磨子さんに、深く感謝したいと思います。とくに古関須磨子さんには、本書で紹介させていただいたメニューのいくつかを、私の勤務する明治大学の授業でのワークショップで指導していただいたうえに、本書の実践例のモデルにもなっていただきました。ありがとうございました。古関さんは、「からだを開く 心を開く」というコンセプトでワークショップをなさっていますが、今後、共同で、この本を土台としたワークショップも随時行なっていこうと考えています。ワークショップにご関心のあるかたは、太郎次郎社までそのむねご連絡ください。
(略)
2001年8月吉日 斎藤孝
●1960年、静岡生まれ。東京大学法学部卒業。同大学大学院教育学研究科学校教育学専攻博士課程修了。現在、明治大学文学部助教授。専攻は教育学・身体論。教職課程で中高教員の養成に従事。
http://www.kisc.meiji.ac.jp/~saito/
●著書:『宮沢賢治という身体』『教師=身体という技術』『「ムカツク」構造』(以上、世識書房)『身体感覚を取り戻す〜腰・ハラ文化の再生』(NHKブックス、新潮学芸賞)『子どもたちはなぜキレるのか』『「できる人」はどこがちがうのか』(以上、ちくま新書)『スラム・ダンクを読み返せ!!』(パラダイム)『声に出して読みたい日本語』(草思社)『自然体のつくり方』(太郎次郎社)
近刊予定:『息の社会学』(世識書房)『昭和の子どもたち(仮)』(NHKブックス)
第四章 〈三つの力〉(3)─まねる盗む力
自己啓発セミナーの罠
(略)
しかし、一日のセミナーが終わった後、そこで行われたレッスンやゲームの段取りを、家に帰って思い出して克明にメモしてみる。すると、そうしたものが実に巧みに作られていることに気づくと同時に、およその底が透けて見えてくる。(略)
もちろん冷めて参加していたのでは、セミナーの価値はわからない。参加しているときには、ある程度の熱気を持って積極的に参加してもよい。そのうえで、記憶が消えないうちにマニュアル作りをしてみるのだ。この、いわば熱い構えと冷たい構えを使い分けることは十分可能だ。(略)
●1960年、静岡生まれ。東京大学法学部卒業。同大学大学院教育学研究科学校教育学専攻博士課程、慶応大学講師等を経て、現在、明治大学文学部助教授。専攻は教育学・身体論。教職課程で中高教員の養成に従事。
●著書:『宮沢賢治という身体』『教師=身体という技術』『「ムカツク」構造』(以上、世識書房)『子どもたちはなぜキレるのか』(ちくま新書)
近刊予定:『スラム・ダンクを読み返せ!!』(パラダイム)『息の社会学』(世識書房)
終章 二十一世紀の身体へ
六方を踏んでみる
立つことと歩くことに関しての身体文化カリキュラムとしては、歌舞伎の型である「六方を踏む」ことや、能の歩き方である「すり足」などをとりいれた。この二つについては、フランスで長年舞踏と演劇の指導をしてきた古関須磨子さんに私の授業で大学生相手に指導して頂いた。
(略)
腰すえハラきめ自然体 明大・教職課程でワークショップ
(略)明治大学文学部助教授の斎藤孝さん(39)が教職課程の授業で、そんな「腰ハラ」を体感するワークショップを開いている。(略)
今度は、指導に加わっている舞踏・演劇講師の古関すま子さんの出番。(略)
(略)斎藤さんは「中・高の教師に、呼吸法の実践を授業の始めに取り入れてもらったところ、子どもたちに聴く構えができた、という報告もある。ただし、あやしげな神秘主義とは一線を画したい」とも話していた。
1960年静岡生まれ。東京大学法学部卒。同大学院教育学研究科学校教育学専攻博士課程。慶応大学および立教大学講師を経て、現在、明治大学文学部助教授。教職課程で中高教員を育成。専攻は教育学、身体論。構え、技化、スタイルをキーワードに、教育・社会・文芸を対象として、身体関係論・スタイル間コミュニケーション論・授業デザイン論を展開中。著書に『宮沢賢治という身体』(宮沢賢治奨励賞)『教師=身体という技術』『「ムカツク」構造』(いずれも世織書房)などがあり、『息の社会学』(世織書房)を近刊予定。
あとがきにかえて─ある教育実践の試み
(略)
受験期に、それまで打ちこんでいたテニスを急に止めて受験勉強に入った影響もあり、心身がバラバラな状態になり、自律神経系が不調に陥った。エネルギーが鬱屈した上に、合理的論理的に計画し、身体が求めるものは無視するというやり方は、いかにも心身のバランスを崩すものであった。それに並行して、対人関係もうまくこなせなくなった。攻撃的かつ排他的な構えが強くなった。心身バランスの崩れと関係の崩れは並行していた。
そこから、ヨガをはじめとした身体技法に親しむようになり、自分に足りないものが心身の中心の感覚、呼吸、型と関係していることがわかり始めた。こうした経験を通して、教育の最大の問題は「関係としての身体」であると認識し、教育と身体の研究の道に入った。私自身の身体を研究の方法とするスタンスを基本とした。
(略)
日本語ブームと暗誦文化の仕掛人・齋藤孝の“間違いだらけの日本語”(山田浩平)