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保江邦夫(やすえ くにお)

保江邦夫 著、ネルソン,エドワード 監修「ブルーバックス  数学版 これを英語で言えますか?―Let’s speak Mathematics!」(講談社、2002年4月20日 出版)より

[BOOK著者紹介情報]
保江邦夫[ヤスエクニオ]
1951年岡山県生まれ。東北大学で天文学を、京都大学、名古屋大学で理論物理学・数理物理学を学ぶ。理学博士。学位取得後スイス・ジュネーブ大学理論物理学科に奉職。確率変分学の開拓者として知られる。武の神人とうたわれた故佐川幸義宗範の直伝を受けた大東流合気柔術を心の糧とし、真理探究のみを目指して生きている。現在、ノートルダム清心女子大学大学院人間複合科学専攻教授

[特集ワイド]「意識」とは何ぞや−−難問中の難問に挑む、科学のいま(毎日新聞、1999年7月1日)

治部眞里、保江邦夫 著「ブルーバックス 脳と心の量子論―場の量子論が解きあかす心の姿」(講談社、1998年5月20日 第1刷)より

1951年岡山生まれ。ニヒルな一匹狼的科学者を目指し、無益な辛酸をなめる。理学博士。スイス・ジュネーブ大学理論物理学科在職中に得たローマカトリック教会の知己を通じ、ノートルダム清心女子大学に教授として草鞋を脱ぐ。専門は基礎理論物理学、数理物理学。アメリカ数学会会員。

0 結論(まえがきにかえて)
心とは、記憶を蓄えた脳組織から絶え間なく生み出される光量子(フォトン)の凝集体であり、場の量子論によって記述されるその物理的運動が意識である。
これは、これから紹介していく、日本人物理学者梅沢博臣と高橋康によって切り開かれた、まったく新しい脳と心の科学理論、「量子場脳理論(Quantum Brain Dynamics)」から導かれる結論です。
(略)

《254〜255ページ》
さあ、梅沢博臣博士や高橋康博士とともに仮想宇宙船エルヴィン号のデッキに立ったみなさんの目の前に開けた脳の中のミクロの宇宙の深淵の印象を心に焼きつけてください。
そこに私たちが見いだした「こころ」の物理像とは、膨大な数の電子と核子が集まってできた物質としての脳組織そのものの中にははじめからなかったもの、物質とはちがう存在として考えられてきた電磁場の量子、光量子が無限に集まってできた凝集体だったのです。だからこそ、私たちにとって心は自分自身の身体を形づくる物質からは遊離して存在する一塊のものであるかのように意識できるのです。
まるで、わずか一リットル程度の拡がりの脳の中に、無限の光量子を蓄えた無窮の宇宙が重なっているかのようではありませんか。
人類に残された最後の難問「心とは何か?」。その答えは物質の中にではなく、光の中にあったのです!
最初にお約束しましたね。エルヴィン号の最後の冒険を終えたみなさんは、まったく新しい現代物理学的自然観を勝ちえたのです。みなさんの意識は、この大宇宙にも匹敵する、文字どおり光り輝く物理的実体としての心が奏でるまばゆいばかりのシンフォニーに他ならないのです。

治部眞里、保江邦夫 著「1リットルの量子論─アインシュタインのロマンと湯川秀樹の夢」(海鳴社、1991年11月25日 第1刷)より

1951年9月27日、岡山県に生まれる。ノートルダム清心女子大学情報理学研究所教授。理学博士。
専門は基礎理論物理学、数理物理学。初めて書いた論文は「素領域理論における相対論的波動方程式の導出」(英文、1977年)、一番気に入っている論文は「確率変分学」(英文、1981年)。

長いまえがき
(略)
一日も早く抜け出したかった僕は、学位より先に外国の大学の助手に応募した。すると内定していたドイツ人がアメリカの大学に行くことになったというので、いますぐ来れるなら雇ってやるという電報が舞い込んだ。ジュネーブ大学のチャールズ・エンツ教授からだ。彼はチューリッヒ工科大学でパウリの最後の助手だった。さあ、困った亜。これを逃したらこんなチャンスは二度とこない。だが、問題があった。学位だ。いますぐ何とかしなければ、あちらに行ってから詐欺で捕まってしまう。
そこで日本の素粒子論の長老のお一人、高林武彦先生に無理なお願いに行った。(略)大学の雑用を一番嫌っておいでだった先生が、その後理学部の事務局に何度も足を運んで下さったおかげで、日本を離れる日までに無事博士号を戴くことができた。(略)
1991年9月 保江邦夫

治部眞里、保江邦夫 著「1リットルの宇宙論─量子脳力学への誘い」(海鳴社、1991年3月25日 第1刷)より

1951年9月27日、岡山県に生まれる。ノートルダム清心女子大学情報理学研究所教授。理学博士取得後27歳で渡欧し、「確率変分学」を発見。その後、深く静かに潜航し、突如「量子脳力学」島近海に浮上。新高山登れ。