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2003年8月14日
読売新聞
「マイナスイオンで免疫力が向上する」とうたった医療用具を国の承認を得ずに製造、頒布していたとして、香川県は14日、同県坂出市の医療機器メーカー「セルミ医療器」(松村勝社長)を薬事法違反の疑いで営業停止処分にした。
県や同社によると、医療用具の商品名は「スーパーエナジー」。液晶パネル付きの操作機器とコードでつながった手のひら大のパッドでできており、パッドからマイナスイオンが放出されるという。
手にあてると免疫力が向上するとして、同社は今年6月、厚生労働相に製造を申請。申請の承認と製造許可には通常1年近くかかるが、同社は申請前から製造を始め、7月までに約550台を全国の病院に提供するなどしていた。同社は、製品をすべて回収した。
松村社長は「病院などにはモニターとして利用してもらったつもりだったが、認識に誤りがあり、迷惑をかけた」と釈明している。
厚生労働省医薬食品局審査管理課の話「マイナスイオンがどんな物質で人体にどう影響するかが証明されない限り、効能のある医療用具として承認することはないし、前例もない」
(2003/8/14/14:47 読売新聞 無断転載禁止)
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20030814i303.htm