“寝ててやせる”やっぱりウソ 健康食品の4社に公取委が排除命令

1998年3月3日
毎日新聞朝刊

 「使用前」「使用後」の写真を修整したり、ウソのデータ掲載でダイエット効果を誇張する広告を出していた健康食品販売会社4社に対し、公正取引委員会は2日、不当表示にあたるとして景品表示法違反で排除命令を出した。

 命令を受けたのは、サクラス(東京都世田谷区、商品名「新・スピードテンkg」)▽アーバンウエスト(豊島区、同「スプレンドGA」)▽ジュネス(田無市、同「スピード・ヨーデル」「パーフェクト」)▽高貴(台東区、同「アミノナイト・マキシムQ」)。

 公取委によると、サクラスは新聞折り込み広告で、モデルの写真をコンピューター処理し、食品摂取前と後でやせる効果があるように見せかけたり、実施していないモニターテストの数値、ねつ造した体験談などを載せたりした。アーバンウエスト、ジュネスは雑誌広告に虚偽の測定数値や体験談を掲載。高貴も食事制限や運動でやせた人の写真を載せ、何もしなくても寝ている間にやせられるような虚偽の表示をした。