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ご意見を申し上げます

2006年11月12日

差出人:糸日谷秀幸
送信日時:2006年11月12日 18:39:00
宛先:kenkohon@hotmail.com
件名 :ご意見を申し上げます

ネットを見ていて、自分の経歴が勝手にリンクされており驚いています。
私の意見をお伝えします。

添付ファイル:健康本の世界へ.doc (0.03 MB)
「健康本の世界」の主催者の方へ

(無断の経歴転載について)
他人のホームページから経歴について、ネットを張り転載することは法律的には違反しませんが、本人がホームページ上で「経歴またはその一部を本人の許可無く無断転載することを禁じます」と明記している以上、20歳を過ぎた常識ある大人であれば、せめて事前に一報ぐらいするのが、社会人としてのマナーであり、常識だと思います。経歴について云々するのはご自由ですが、マナーや常識だけは大人として守ってください。よろしくお願いします。
(あなたの名前、所属機関、経歴が見えません)
ホームページ上で、他人の経歴を転載するのは自由でしょうが、どのような組織で、どういう人が、どんな目的で使うのか、それが不明であれば、勝手に使われた者としては大変な不安と脅威を感じます。まずは、ホームページ上であなたのお名前、所属機関、経歴、住所、連絡先等を公開してください。それが社会人としてのマナーというものです。いかがでしょうか。
(ディプロマミルについて)
ディプロマミルとは、学習もせずお金を積んで学位を貰う、または社会経験を単位として換算したいした学習なしに学位を授与することです。もしあなたが非認定校イコールディプロマミルという解釈であれば、それをホームページ上できちんと説明する必要があると思います。
John Bear, Mariah Bear著「Bear's Guide to Earning Degrees by Distance Learning 」(2003年度版)では、「degree mills」の大学は257〜286ページに記載されており、クレイトンカレッジの記述は196ページ、「other schools with nonresidential programs」に掲載されています。私がハーボロジーの勉強がしたくなりクレイトンに入学したのはかなり昔のことですが、Bachelor、Master、 Doctor とも20科目近い履修が必要で、学校から20〜30冊の英文の書籍が送られ、それを読んで試験にチャレンジするというものでした。テキストもライナス・ポーリングのビタミンやデュークのグリーンファマシーなど、かなり厚めの英文に悪戦苦闘した思い出があります。試験は採点されて返還されますが、ABCDの4段階で、Dは69点以下で不合格。私も何度か赤点を取り、最履修させられました。卒業単位を貰うまでにかなりの努力と時間を要しました。ベアーズ氏が著書の中で主張するように、クレイトンを卒業してすぐに自然療法医になれると思うのは無茶苦茶だということは、卒業生の一人としても同感です。実際に卒業生の中には自然療法医で生計を立てている方も沢山いらっしゃいますが、元々臨床栄養士や薬剤師の資格を持っている人が、ハーブやホメオパシーの勉強がしたくて入学したという方ばかりです。自然療法医の元で勉強するという教育実習もありましたが、これは必修ではなく任意ですから、実践的な学習無しでも卒業は可能でした。しかし、これではプロとして開業するのは至難の業です。
最後に非認定校の学位に関する取り扱いですが、ディプロマミルは別として、その他の学校についての判断はもう少し時間が必要だと思います。昨年、米国議会でもハミルトン大学の学位問題が暴露され、問題化された事実はございます。
確かにオレゴンやミシガン州での規制はありますが、これらは米国全土のうち4州のみです。米国すべての州ではありません。実際に留学すればわかることですが、アメリカは「教育の自由」を尊重するあまり、日本の文部科学省みたいな統制機関はなく、かなり自由にUniversityやCollegeを名乗ることが可能です。クレイトンもそうですが、日本の専門学校、各種学校程度の設備でも”大学”なのです。このような中途半端な学校は認めない、Ph.Dも名乗れない、それがアメリカ政府によって決定されれば、それはそれで大変好ましいことではないでしょうか。そもそもPh.Dは大学と名の付く機関が卒業生に対して任意に与えるものですから、それを排除することは、アメリカの社会環境から見てかなり時間を要するような気がいたします。

2006.11.12
クレイトンカレッジ卒業生を代表して、糸日谷秀幸

《khonコメント:
転載とリンクの違い、マナーのあり方について意見を異にします。
ただ、クレイトン大学アメリカン・ホリスティック・カレッジ・オブ・ニュートリション (Clayton College of Natural Health)のページからいただいたメール(このページ)へリンクを張ることにより、ご意見を参照できるように致しました。》