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ゲルソン療法の賛同者は、体内から毒素が排出されて初めてガンは治癒すると主張する。毒素排出のために頻繁なコーヒー浣腸が勧められる。また、低ナトリウム・ダイエットも勧められるが、それは1日に1ガロン(4.6リットル)以上の野菜フルーツジュースを飲むことや、若い牛の生の肝臓を食べることが含まれている。この療法を開発したマックス・ゲルソン (Max Gerson)は、ドイツ生まれの医者で1936年に米国へ移民し、1959年に亡くなるまでニューヨーク市で開業していた。ゲルソン療法 (Gerson therapy)は今でもメキシコ・チジュアナのメリディエン病院や、1997年2月からはアリゾナ州セドナのゲルソン・ヒーリング・センターでも行われている。 ゲルソン療法を今でも活発に促進しているのはマックス・ゲルソンの娘のシャルロッテ・ゲルソン (Charlotte Gerson)であり、講演、トークショー、そしてカリフォルニア州ボニタにあるゲルソン研究所 (Gerson Institute)から出版物を出している。
1947年に国立ガン研究所 (National Cancer Institute)はゲルソン博士の選んだ10件について検討したが、博士の報告は納得できるものではないとした。同じ年、ニューヨーク医師会から任命された委員会が86人の患者の記録を検討し、10人の患者を診察した結果、ゲルソン療法がガン治癒に有効である証拠は得られなかった。最近の調査でも、(a) 体内にあると主張する毒素が何なのか特定できない、(b) 頻繁なコーヒー浣腸が毒素らしいものを排出しているように見えない、(c) 毒素と称するどれもガンと関連がある証拠がない、(d) ガン細胞を見つけだし殺すと称するヒーリング反応が存在する証拠がない、とされている。
生肝臓の摂取や低ナトリウム食のせいで死亡した例が相次いだため、ゲルソン療法の実施者も手順を修正してはいる。だが、依然としてゲルソン療法は相当な害を生じる恐れがある。メキシコ・チジュアナでは、コーヒー浣腸による死亡例も出ている。
シャルロッテ・ゲルソンは、ゲルソン療法はガンに対して多年にわたり高い治癒率を生み出していると主張している。しかしながら、1986年の調査では、患者は退院後モニターされていなかった。これでは、彼女の主張は確認のしようがない。1983年にゲルソン診療所 (Gerson Clinic)を訪れた人がなんとか21人の患者を退院後5年にわたり追ったところ、生存者は1名のみ、20名はガンのため亡くなった。しかも、その生存者も、ガンがなくなってはいなかった。
栄養療法、免疫療法など自然な療法をやっている病院や医者
(ロスアンゼルスのCancer Control Societyのリストよりの抜粋)
Cancer Help Centre
England, U.K.
Gerson Institute
(ゲルソン病院はメキシコだが、連絡はこちらへ)
Charlotte Gerson, Pres.
Bonita, CA, U.S.A.
Virginia Livingston, M.D.
San Diego, CA, U.S.A.
Hospital Ernesto Contreras
Ernesto Contreras, M.D.
Tijuana, Mexico
(U.S. Contact メキシコは郵便事情が悪いので郵便はこちらへ)
San Ysidro, CA, U.S.A.
Hans Nieper, M.D.
Hanover, W. Germany